石垣むつみ展　ひとつたくさん・あるとなし 　 制作は作品の中にいつも自分自身が立ち目の前に見えるものを描いているという感覚です。 実際に描かれているものは少々抽象的な形になっていることが多いのですが、それはその方が自分の気持ちに添っているように思われるからです。 あまり自然環境にも恵まれていない今の日常のなかで五感、気配、記憶などなど総動員で平面の中に今日の空気感を描きとめてゆく作業です。